太陽光発電との連携について

太陽光発電との連携について/10年固定買取り期間終了後は?

太陽光発電との連携について/10年固定買取り期間終了後は?

 

家庭用蓄電池と太陽光発電を組み合わせて使用する場合
いずれかの利用方法を選択することになります。それは・・

 

 

・シングル発電(押上効果なし)
・ダブル発電(押上効果あり)

 

 

です。最初は何のこっちゃわかりませんが、詳しく説明します。

 

 

シングル発電(押し上げ効果なし)

 

太陽光発電で発電した電力+蓄電池からの放電が、自家消費分を上回り売電し始めると、
蓄電池の放電が止まります。下のようなイメージです。

 

蓄電池

 

売電し始めると、蓄電池からの放電が止まるので蓄電した深夜の安い電力を売っている
わけではありません。売電しているのは太陽光で発電した電力だけになります。

 

太陽光発電で使用電力がまかなえている間は放電せず、まかなえていない時間帯の電気は、
蓄電池でカバーします。太陽光の不足分を上手にカバーするような感じです。

 

これがシングル発電。売電単価は変わりません。
「余剰電力を売電中は放電は行わない」と覚えてください。

 

 

 

ダブル発電方式(押し上げ方式)

 

太陽光発電の電力を売電しているときも、蓄電池から放電する方式。
太陽光発電の動きに全く関係なく、電気代が高い昼や夕方の時間に蓄電した電気を放電します。

 

蓄電池

 

このため、太陽光と蓄電池の両方からの電力が売電に回っていくので、
ダブル発電方式(押し上げ方式)と言われます。

 

大切なので繰り返しますが、蓄電池に貯められた電気は夜間の安い電気です。その
電気を日中に放電して高い価格で売電するとなると、その差分が「利ざや」になるので、
ダブル発電方式は売電単価が下げられることになります。
安い深夜電力を高く(太陽光の売電価格で)転売してはいけませんよという事です。

 

これがダブル発電。売電単価は変わります。(下がります)
「太陽光と蓄電池の両方から電気を売る」と覚えてください。

 

ダブル発電の買取価格は?→ココ

 

上で、家庭用蓄電池と太陽光発電を組み合わせて使用する場合、いずれかの利用方法を
選択することになると書きましたが、シングル発電のみでダブル発電が出来ないタイプの物や、
その反対でダブル発電のみの物、一台で切り替えできるタイプもあります。ただ、ダブル発電を
選択した場合、設置時に電力会社との契約が必要です。一度設置した後に、
ダブル発電⇔シングル発電を変更する場合は再度電力会社との契約が必要になります。

 

 

●家庭用蓄電池の構造

 

家庭用蓄電池のカット写真を見ると、箱の中に蓄電池とパワコンが入っているのがわかります。
太陽光を設置している人はもうお分かりですね。蓄電池にもパワコンが内臓されていて、
蓄電した直流を交流に変換して家庭用電源として使えるようにします。
当然、制御のいかんで発電装置として太陽光と合わせてダブル発電で売電できます。

 

蓄電池

 

 

 

シングル発電とダブル発電のどっちがいいの?

 

シングル発電とダブル発電の選択は、機器の選択と電力会社との契約を伴うものなので、
ライフスタイルや太陽光の発電能力などを勘案して慎重に決める必要があります。

 

●シングル発電に適しているタイプ
・日中に電気を使わない家庭
・太陽光の容量が大きい家庭

 

 

●ダブル発電に適しているタイプ
・日中に電気をたくさん使う家庭
・とにかくたくさん売電したいひと

 

ただ、一般的なご家庭では、押上効果なしのシングル発電の方が
経済的メリットが高いため主流になっています。

 

シングル発電とダブル発電の売電価格差を考えると、あえてダブル発電にする理由はないため、
補助金の後押しもあって、シングル発電が飛ぶように売れています。
去年(H26年)の補助金は申込み殺到で3か月で補助金受付終了しました。

 

ダブル発電の買取価格は?→ココ

 

太陽光の10年間買取価格終了後に買取価格が安くなった時は・・

 

太陽光10年間の買取期間中はたくさん売電した方が設置者には得になるわけですが、
買取期間が終了後の買取価格はまだ決まっていません。

 

おそらく、通常の電気料金より低い価格でしか買い取ってもらえないでしょう。
そうなると、太陽光で発電した電力は売らないで自家消費したほうが得だという事に
なってくるでしょう。その場合、蓄電池が本当の力を発揮します。

 

日中太陽光で発電した電力を売らないで、蓄電池に貯めて他の時間に使用するという使い方です。
売電するという考え方をなくし、太陽光で発電した電力を貯めて、必要な時に使用します。

 

こうすると一段と太陽光発電の利便性が増して、かなりエコで電力会社から電気をほとんど買わずに
済みます。エコ丸も含め今後、太陽光設置者は10年間の買取期間が終わっていきます。
そして電気は売る時代から貯める時代にシフトチェンジしていくと想定されまます。

 

つまり、現在太陽光発電を購入した方達にとって今後、蓄電池は必要不可欠の商品になります。
設置した太陽光パネルを最大限利用するベストの方法として、広く普及していくでしょう。

 

 

蓄電池
日中太陽光で発電した電力を売らないで、蓄電池に貯めて他の時間に使用するイメージ図

 

 

蓄電池


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蓄電池は、設置する場所の条件や、環境が一軒一軒違うために、絶対的な金額が決まっていません。
そうなると、単純に比較することが大事になってきます。比較をしないで1社だけで選んでしまったら、実はそこはものすごく
高かったというケースが起こり得ます。なので、一括見積もりで比較検討することは必須の作業と言えます。

 

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